こんにちは、ともです。
私は幼少期に色々なストレスを抱えていたのですが、
小学校の5年生の時に様々なストレスが重なり、
自分なんてもうこの世には必要とされていない、
自分なんていなくなった方がいいんだと思い詰めたんです。
要するに、ストレスで心も脳も体も限界に達したんですね。
いざそう思った時に、
急に湧き上がってくる感情がありました。
なぜ私はこんな苦しい思いをしているんだ?
何がこんなに私を苦しめているのか?
そうか、世の中がすべて悪いんだ!
と、開き直りのような怒りが湧いたんです。
そこからは人知れず世の中に怒り、
それを心の拠り所にして今まで生きてきたようなものです。
でも、最近になって思うのは、
そう思うことでしか生きていけなかったのだと思うんですね。
怒りや恨みでしか自分を保てない、
そういう意味で言うと自分は弱かったんだと思うのです。
けれど、弱いなりにも、
自分の人生を生きる、ということを
しないといけなかったんですね。
それが自分で唯一できることでした。
出来ることをできるかぎりやる、
ということから逃げていたわけです。
今思えば、人から言われたり、されたりしたことを
いちいち真に受けてしまっていました。
また、そういうことをしてきた人も
その人自身の弱さからしているのです。
人間はみんな弱いんですね。
強い人、豊かな人はそんなことしたり言ったりしません。
そう考えると、真に受けないというのがいいのでしょうね。
人は、思っているよりも弱く、
その弱い人間に自分は負けたのだ、という事実が、
長い間、認められなかったのかもしれません。
世の中がすべて悪い!という世界観で生きてきましたが、
最近はその世界観も自分の中で崩れつつあり、
拠り所を失ったような心もとない気持ちと、
それはそれで良いのかもしれないという気持ちの、
はざまにいます。
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