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発達障害×サイドFIRE 個人的見解

パニック障害

私は発達障害の当事者です。

最近話題のサイドFIREに興味があり

色々と考えてみたので書いてみようと思います。

(完全に個人的見解ですのでご了承ください)

問題点

一見、発達障害とサイドFIREは相性が良さそうな感じがしませんか?

なぜなら、発達障害の人の働けないという課題と、

ライフスタイルとしてのサイドFIREは、

この課題を解決してくれそうな気がするのです。

そう思ってサイドFIREの事を調べたりしたんですが、

課題の解決にはざっくり2つ問題点があるなと感じたんです。

  • 社会的な問題
  • 心理的な問題

サイドFIREとは

サイドFIREについて話す前にFIREとは何かと言うと、

Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期退職)の頭文字を組み合わせた言葉です。

FIREだと、多額のお金があって早期に隠居して悠々自適に暮らすイメージですね。

一方、サイドFIREは、節約や倹約をしたり、短時間の労働で収入を得たりして(副業なども)比較的少ない資産でFIREする、FIREの一種です。

つまりほどほどに(苦しくない程度に)働きつつ、倹約して生活費を抑えて(質素だけど)自分のペースで暮らせるというイメージです。

サイドFIREは必ずしもリタイアするわけではないという感じです。

FIREだと普通の一般人には難しそうですが、サイドFIREなら普通の一般人にも実現可能な気がします。

発達障害の人の生き方としてもアリな気がしてきませんか?

現在の状況

私は現在、障害年金を受給し、子育てをしながら専業主婦をしていて、

週3日、1日40分の在宅の内職(B型作業所)をしています。

形から言えば、障害年金からの収入と

苦しくない程度に働き、倹約をしながら暮らしていて

ほぼほぼサイドFIREに近い状況です。

でも、なんだか違うなぁという感覚があります。

近いのに違う理由

私が思うサイドFIREとは、働いてもいいし、働かなくてもいい、

働き方の自由があるライフスタイルだと思ってるんですね。

それと比べると、現在の自分の状況は、

結果的にこうなっているという状況なんです。

贅沢言うな!と怒られそうな気がしますが、

「働けない」のと「働かない自由」は違うと思うんです。

社会的な問題

先に上げた問題点について、まずは社会的な問題点ですが、

これは私の経験談になるのでとても個人的ではあるのですが、

発達障害があることで基本的に働く能力というものに限界があるので、

そこをわかったうえで受け入れてくれる場所が少ないということがあります。

心理的な問題

これも私の個人的な経験からなのですが、

先にも上げたように、

「働けない」のと「働かない自由」は根本的に違うと思います。

同じ働かないでも、

働かないことを選択しているのと

働きたくても働けないのは違いますよね。

私の場合は、働きたくても働けないという状態に罪悪感や負い目を感じてしまうのです。

そこが心理的な問題点です。

(人によるかもしれませんが)

まとめ

今の私の生活を考えると、かなりサイドFIREに近いのですが、

根本的なところが違うため、心理的に(自分自身が)受け入れられていない状態なんですが、

社会的にも発達障害の人の働ける環境が少ないとか、

発達障害の人が当たり前に社会参加しながら自分のペースで働く、

もしくは働かないことを選択できるような土壌が無い事もありますよね。

本来なら発達障害とサイドFIREは相性が良い気がするので

発達障害の人にも経済的な自立と経済的な自由がある、

そういう色々な選択肢がある世の中になるといいなと思います。

みなさんはどう思いますか?

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