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灯台下暗し

うつ

こんにちは、ともです。

私はずっと、自分の親を毒親だと思っていたんです。

親の言うことは絶対で、守らないと怒られていたし、

ああしなさい、こうしなさい、と支配的でした。

経済的にも生活を親に頼らざるおえなかったので、

命令されれば、納得がいかなくても従っていたのです。

ただ、最近になって思うのは、

親の言う事は、自分が生まれる30年前の常識なので古いんですよね。

そんな古い常識なんて実際には通用しないんですよ。

なので今思うと聞く必要なかったなと思うのです。

今まではそのことがわからなかったので

親の言うことを鵜呑みにして

人生を棒に振ってきてしまいました。

棒に振った人生は取り戻せません。

悔しいですが、これから先は自分自身の人生を送ることが大事です。

そこで、今一度、自分の人生を生きる、

ということを考えた時に、はたと気が付いたのです。

自分の人生とはなんぞや?と。

私は、自分の芯、みたいなものがないということに思い至りました。

自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、

自分とはどういう人間か、自分の意志、

そういったものをしっかりと持っていなかったのです。

だから、親の言葉に振り回されてしまったのですね。

ずっと親のせいで人生を棒に振ったんだと思っていましたが、

よくよく考えると、自分の意志をしっかりと持っていなかったから

自分で自分の人生を棒に振ったのかもしれないのです。

なんてこった…という気持ちです。

ある意味、気づきたくなかったかもしれません。

気づかなければ親のせいにし続けられたのですから。

いつか、親に勝つことが出来れば人生を取り戻せると、

本気で思っていました。

でも、本当に勝たなければいけないのは自分自身だったんですね。

自分の意志の弱さに勝つことなんです。

もしかしたら、自分の弱さを受け止められず、

逃げていたのかもしれません。

自分に勝つというのが、実は一番むずかしいのかもしれませんね。

最大の敵は自分なんて、灯台下暗しですよ。

自分を俯瞰して見ることができたらわかったのかもしれませんが、

そんなことは普通できませんから、わからないのも当然です。

とはいえ、自分が敵とは言っても、

ある意味では自分が最大の味方でもあるわけなので、

戦うと言っても絶対に勝たないといけないわけじゃないと思うんですよ。

結果、引き分けに持ち込めれば御の字です。

昔は根性論でしたから、絶対勝たないとダメなような気がしていましたが、

時代は変わり、多様性の時代になって、

勝ち負けの価値観も変わってると思うんですよ。

むしろ勝ちも負けも引き分けすらないのかも…?

親の常識が古いだのなんだのと言っているうちに、

自分の常識も古くなっているようです…。

いやはや反省です。

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