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不思議な夢の話

日記

20年ほど前の話です。

ある夢を見ました。

交通事故に遭う夢なのですが、

轢かれる!と思った瞬間に、

「ボンネットの上に乗れば大丈夫」となぜか思って

その通りにしたら助かったんですね。

なんだかリアルな夢だなぁと思っていたのですが、

その夢を見た次の日の事です。

夜、自転車で横断歩道を渡ろうとしたところ、

蛇行運転しながら車が突っ込んできました。

危ない!と思った瞬間に夢の事を思い出したのです。

そこからはスローモーションのようになって

身体が勝手に自転車を乗り捨て

車のボンネットへめがけて飛んでいました。

うまくボンネットの上に乗り、

乗り捨てた自転車に車がぶつかって止まりました。

急ブレーキの勢いで私はボンネットから地面に尻もちをつき、

お尻が痛すぎて動けなくなりました。

すると、車から人が降りてきて「大丈夫」と声をかけてきたのです。

近づいてきた人は中年の男性で、

ひどい酒のにおいがして、ウッとなりました。

蛇行運転の理由は飲酒運転だったのです。

私が痛みで立ち上がれずにいると、

周りにいた車からも人が降りてきて集まってきました。

大丈夫?と色んな人から声をかけられて、大丈夫ですと答えていると

すぐ横で車が急発進する音が聞こえました。

気が付いたらぶつけた車は走り去るところでした。

周りの人が「逃げた!」と騒ぎ出します。

しかし、あっという間の出来事だったので

誰も車のナンバーを覚えていませんでした。

私は飲酒運転の車にひき逃げされたのでした。

結局、ひき逃げの車はそのまま分からずじまいでしたが、

不思議な夢のおかげでお尻の打撲だけですみました。

今でもたまに思い出すとあの時は無事で良かったなあと思います。

お尻の古傷はたまに痛みますけどね。

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