不登校だった小学生時代、すごく嫌だった出来事がありました。
そもそも不登校が良くないもの、
学校に行かない子はだめ、
学校が正しい、という
学校・先生崇拝思想が強かった時代だったので、
親や先生が学校に行くことが正しいと押し付ける価値観でした。
時には暴力的に無理やりという時もありました。
ですが、不登校の問題は、その子の問題というより、
学校や社会や文化のシステムの問題だったりするんですね。
（もちろん、本人の精神疾患やその他の要因もありますが）
「行かない」のではなく「行けない」のです。
そこがわかってないのに的外れなことをしてきます。
こうすれば学校に行くようになる、とか
ああすれば学校に行きたくなる、とか
そんな問題ではないのです。
私は、クラスの子たちに「臭い！」と言われていたのですが、
それは本当に臭うというよりも、そう言うことで
相手を貶めたり辱めたりする意味合いが強く、
孤立させるために言っているんですね。
ですが、それを親と担任が二人で「全然臭くないですよねぇ」と話し合い、
毎朝風呂に入ってから学校に行けば言われないから、
と言ってきたりしました。
実際にしばらくの間、毎朝風呂に入れられました。
風呂に入ればいいという問題ではないので本当に的外れもいいとこです。
それから、おそらく事前に
親と担任とクラス代表の子の間で話し合いがあったのだと思いますが、
朝いきなり、クラスのほとんど喋ったことがない子が家にやってきて
「一緒に学校に行こう！みんな待ってるよ」
というのを玄関先でやりはじめたのです。
親も知っているだろうに「ほら、お友達来てるよ」という芝居をするのです。
私に友達がいないことを知っているのにそんなわけないだろうと、
怒りのような悲しいような
心が冷え切るような感覚がしました。
素直に従えばいいと思われるかもしれませんが、
自分がそれをされる側になったらどうなのか考えてみてください。
不登校で、クラスの子たちからも孤立しているのに、
「待ってるよ」なんて言うと思いますか？
きっと代表になった子も担任に言われて嫌々来ていたと思います。
私がそれに応じなかったことで、
親も学校側も打つ手なしと思ったのか
このあたりから急に放置しだしました。
こちらがこれだけやってあげてるのに応じないこの子がダメ、
という判断をしたのでしょう。
普通に考えて応じる子がいますかね？
いるのかもしれませんが、
私からすると逆効果だと思うんですが、
みなさんはどう思いますか？
私はむしろ悪化して、人に対しての不信感が酷くなり、
うつがひどくなりました。
というわけで、当時の不登校あるあるでした。
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