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担任の先生の一言にショックを受けた話

不登校

私は小中学校を不登校で過ごしました。

なので、高校にはいけないだろうと自分で思っていたんですね。

しかし、中学3年生の時です。

突然、担任が家にやってきてこう言いました。

俺の評価が悪くなるから、どこでもいいから受験してくれ

驚きました。

今なら、何言ってんのこいつ?と思うところですが、

言われた直後はよくわからずただショックを受けました。

そのうえ、親からも「先生の言う通りにしなさい」と怒られたのです。

どこでもいいなんて、私のことはどうでもいいということ?と

悲しくなり、私は、

「どこでもいいなら偏差値の高い高校を受験する」

と親と担任に告げました。

なぜそう言ったかというと、

家の目の前に、地元でも2番目に偏差値の高い高校がありました。

家から近いという単純な理由と、

不登校で成績も後ろから数えた方が早い自分がそう言えば

きっと反対されるだろうと思ったからです。

というより、反対してほしかったんだと思います。

しかし、思惑とは逆で両親と担任は反対しませんでした。

それならまだしも、「ああ、良かった」と言われてしまったのです。

これには本当にショックを受けました。

本当に誰も自分のことなどなんとも思っていない、

という事実を突きつけられたからです。

誰も信用できない状況の中で、試験の日を迎えます。

当日はパニック発作を起こしながら、必死でテストを受けました。

結論から言えば、落ちました。

当たり前です。

ただでさえレベルの高い高校です。

しかも、ほとんどうつ状態で寝てすごすだけの日々で

勉強なんてしていませんでしたから、

受かるわけがありません。

自分が望んでないことをやらされたうえに

不合格という状況は精神的に大きなダメージになりました。

自信も人への信用もなにもかも無くして、

またうつ状態になってしまいました。

学校も担任も、両親の事もなにもかも嫌になりました。

というより、私はなぜこの人たちを信用しようとしていたのか?

そんな自分自身を信用できなくなっていたんだと思います。

今思えば、当然ですよね。

人間は、他人の事なんてどうでもいいものです。

誰もが自分が一番なんですね。

それは教師であろうと、親であろうと。

私はそんなことも知らなかったのです。

知らなかったのでとても傷つきました。

そして、知らなかったので、自分自身を大切にできていなかったのです。

今なら当時の自分には「自分を大切に」と言うと思います。

自暴自棄な行動は自分が損するだけなんですね。

自暴自棄になっても誰も困りません。

困るのは自分だけです。

損するのも自分です。

当たり前なんですが、私は知らなかったのです。

自分の人生の主役は自分なんだと

今さらながら思います。

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