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【読書録】枡野俊明さん著書「禅、シンプル生活のすすめ」を読んで

おススメの本紹介!

こんにちは、ともです。

枡野俊明さん著書

「禅、シンプル生活のすすめ」を読みました。

最近、色んな生活をされてる方の本を読んでいます。

主に、低コストな生活をしていたり、

経済社会からの脱却だったり、

物を持たないことだったり、

隠居されていたり、

自分で小さな小屋を建てて住んだり、

そういったシンプルな暮らしをされている方たちに、

どこか共通しているものがあるなぁと感じていました。

この共通しているものが何なのかずっと分からなかったのですが、

この本を読んでわかりました。

それは、禅の心、なんですね。

今ここにあるもの、本来の姿、無駄をそぎ落とし、限りなくシンプルに。

みなさん、様々なアプローチで、

それぞれの「禅」の生活に辿り着いていたんです。

禅とは何なのか?

私もよくわかっていないのですが、

ただ、ここに生きている、

生かされている、

そんなことなのかな、と思ったりしました。(違うかもですが…)

今、ここ、の幸福なんでしょうね。

つい、何か足りないと外に探しに行きがちですが、

探し物は、じつは自分の内にある。

そのことに気づくと生きやすくなるのかもしれませんね。

一日を無事に過ごせてるのは本当はすごい事だったのだなと、

当たり前の事が当たり前に繰り返されてることがありがたく感じます。

それだけで充分じゃないかと思えてきたりもします。

それでも悩んだり迷ったりするときは、一度立ち止まり、

日常の中にもうすでにあることを思い出すことが大事ですね。

この本には、禅的な生活の方法が書かれているのですが、

すぐにできることばかりです。

むずかしいことは一つも無くて、

よくよく考えるとその通りだなと思う事ばかりなのに、

実際の生活ではできていないことばかりです。

いかに自分が禅の心を忘れて生きているのか気づかされます。

でも、そのことに気づくこともまた禅だったりするのかもですね。

禅、深いです。


禅、シンプル生活のすすめ――1日ひとつ、すぐにできる“自分の整え方” (三笠書房 電子書籍)

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