私の精神疾患の要因のひとつに親子関係があります。
たしかに要因はそれだけではなく、
社会的な背景や、個人の脳の機能の問題、
環境など様々だとは思いますが、
今抱えている病気の要因のひとつであることは確かです。
そして、私の病気を他者に説明するためには
親子関係についても話さなくてはなりません。
なぜなら、そこを避けて話すことは出来ないからです。
私の精神疾患と親子関係は密接につながっているからなんですね。
ところが、残念なことに、家族の行動言動を説明したときに、
「家族の恥をさらすなんてひどい人」
「親の恥をさらしてどうするの?」
と、言われたことがあります。
しかし、これは恥をさらす、さらさないの問題ではないのです。
実際に病気を発症し、
生涯にわたって治療が必要になっている事実がある以上は、
「身内の恥をさらすな、お前さえ口をつぐんでいればいい」
という考え方は当事者に対してあまりにひどい話だと思います。
なので、私は当事者として、
これからも積極的に話をしていこうと思っています。
ただ、自分の中の認識は常に変化しています。
また、発達障害という特性があることも考慮しながら、
話をしていくことを忘れないようにしたいと思います。
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