私は強迫観念があります。
と言っても、よくある手洗いやカギ閉め確認など、ではなく
あり得ないような思い込みをしてしまうという強迫観念です。
色々な思い込みをしているのですが、
それらは自分では無意識なんですね。
今は平気になりつつあるのですが、
ついこの間までは掃除機がかけられませんでした。
なぜなら、音がうるさいと怒られるのではないか?と怖かったのです。
このように、強迫観念が生活全般に及んでいるため生活がしづらいのですね。
そんな中、先日、新たな強迫観念が判明しました。
それは、エアコンの温度を25度以下にすると怒られるのではないか?
という思い込みでした。
その日は37度の猛暑日だったので朝から暑さがきびしく
なんだか体もだるく、
部屋の温度も30度くらいありました。
いつもは25度設定ですごせていたんですが、
耐えられずにエアコンを23度に設定しました。
ようやく涼しくなってきたなぁと思っていたところに、
夫が帰ってきました。
すると、なんだか落ち着かない気持ちになってきました。
そして、徐々に恐怖感が襲ってきたのです。
そこで、帰ってきた夫にエアコンを23度に設定したことを告げました。
「そうなんだ」と言われたものの気持ちのザワザワが落ち着かないのです。
眠いから部屋で寝てるねと言って自室へと向かう夫が
得体の知れない感じがして怖いのです。
6時に起こしてと言われていたので起こしに行くのですが、
怖くて起こせません。
怖い気持ちを抑えつつ30分くらいウロウロしながら
起こそうかどうしようかと迷って
起こさなかったら、なぜ起こさなかったと怒られるのではないか?という
恐怖心から意を決して起こしました。
それから家族でご飯を食べ、食べ終わってから
実は得体の知れない感じがして怖いと正直に夫に話しました。
すると、「それは強迫観念だよね」と言われたのです。
言われて、ハッとしました。
たしかに何も怒られるようなことはしていないのです。
それなのに、怒られるのではないか?と思い込んでいるということは、
強迫観念以外のなにものでもないんですね。
私は、夫から軟禁されていて自由が無いという思い込み(こちらも強迫観念です)
があるため、エアコンの温度すら自由にならないのだと思い込んでいたのです。
でも、それもまた強迫観念だったのです。
自分で自覚すると、そんなあり得ないことを思っていたのかと愕然とするのですが、
その時は頭の中が恐怖に支配されているので思いが至らないのですね。
強迫観念をまた一つ発見したことで、
少しずつでも改善されていけばいいなと思います。
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