実家が自営業で小さな食堂を営んでいました。
子供の時はよくお手伝いをさせられていたのですが、
皿洗いや掃除はもちろん、ビールの補充、出前、
簡単な調理補助など色々やっていました。
その中で特に大変だったお手伝いを3つ選びました。
大雨の出前でうどんをひっくり返す
これは大雨の中、出前に行った時の話ですが、
天候が荒れてる時ほど出前が込み合うんですね。当たり前ですけど。
父が出前の担当なのですが、父だけでは回り切れず、
近くの注文者さんの家まで私が行くことになりました。
土砂降りの中、注文の月見うどんを入れた箱を持って外に出ます。
道路は溢れた水で川のようになっていました。
しかし、その道路を渡らなくては行けないのです。
そっと水の中に足を入れてみると驚くほど深く、
慎重に歩みを進めようとしていたところに車が来て
慌てて避けたのですが、
水たまりに車が突っ込みバシャアアァ!!!
頭から豪快に浴びせられました。
それに驚いて足を滑らし水たまりにダイブ!!
うどんは宙を舞いひっくり返ったのでした。
泣きながら持ち帰りもう一度作り直しました。
10時間立ちっぱなし!宴会3連チャン!
「今日はまずい」と母に言われ、
朝早くから仕込みの手伝いを始めました。
宴会が3組入ってるというのです。
うちは小さな食堂なので、宴会自体がそんなに頻繁ではなく、
1組入るだけで大忙しなのです。
それなのに、この日は宴会が3つも入ってると言うのです。
見ると、父も母も完全にやらかした顔をしていて、
子供心ながらに、これは本当にまずいんだ、と思いました。
開店と同時に1組目の宴会が始まるともう、
そこからは怒涛の忙しさでした。
なにがなんだかわからないくらい忙しく走り回り、
料理やビールを出したり、お客さんの注文を聞いたりし、
気が付くと夜になっていました。
なんと10時間も立ちっぱなしだったのです。
小学生にはきつい仕事でした。
大根おろし3本で2時間
急に大根おろしが大量に必要になった時があり、
父からまるごとのでかい大根を3本渡されました。
それをすべて手ですりおろせと言うのです。
しょうがなくすりおろし始めましたが、
これが思ってた以上の重労働だったのです。
すりおろしてもすりおろしても終わらない。
気が遠くなりながらすりおろしきった時には
2時間経っていました。
まとめ
以上、実家が飲食店の自営業あるあるでした。
実家が食堂だった人には共感してもらえるんじゃないかと思いますが、
どうだったでしょうか?
ないないですか?^^;
他にもこんなあるあるもあるよって人はぜひコメントください^^
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