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発達障害と若かりし頃の生活と就職について(個人的経験談)

発達障害

現在はひきこもりながら子育て中という感じなのですが、

若かりし頃、まだ発達障害と診断される前の生活がどうだったのか、

そして発達障害と診断されるまでの個人的な経験談をお話ししようと思います。

私は小中学は不登校だったため中学卒業後は高校へは進学せず

(うつ状態だったためできる状況になかった)

当時の大検を取り19歳で短大へと進学しました。

短大では持ち前のコミュニケーション能力の「無さ」で

友達もできず孤独な2年間を過ごします。

そして今思えばですが、

発達障害だったために就職活動の仕方がわからず

就職ができなかったんですね。

(就職に失敗したのではなく就職活動自体の仕方が分からなかったんです、本当です)

21歳でフリーターとなりました。

しかしアルバイトが続かずいつもクビになります。

このあたりから何かがおかしい、

どうやら働くことに関してなんらかの問題があるな、

ということはうっすら思い始めてたんですね。

でも、当時はまだ発達障害という言葉すら無かったので、

医療に繋がることはありませんでした。

働けないかもしれないと思いながらも、

このころ親との折り合いが悪かったため、

なんとかしてお金を貯めて家を出ようと思いました。

どうにかこうにか貯めた20万を握りしめ家を出ます。

家を出て仕事を始めたのですが、

最初にやったのは事務の仕事でした。

ところが、電話が取れないんですね。

メモがとれないんです。

言われた内容も何度聞いてもわからない。

ちゃんと日本語として聞こえているのにも関わらず、

聞き取れないしメモが取れない。

要約して伝えることができないんですね。

自分でも本当にびっくりしました。

いよいよこれはおかしいぞと思いました。

この会社は2週間でクビになってしまい、

持ってきた20万も一人暮らしを始めたなんやかんやで底を尽きます。

生活するってお金がかかるんですよね。

当時3万7千円の部屋に住んでいたのですが、

通帳を見ると3万しかありませんでした。

家賃が払えないという事態に途方にくれました。

しかし、親とは折り合いが悪かったため相談することもできず、

どうすることもできなかったのです。

追い詰められた私は3日3晩泣きました。

嘘みたいに聞こえますが本当の話です。

しっかり3日間泣き続けたのです。

そして、泣き止んだ時に思ったんですね。

クビにされるのを込みでバイトすればいいんだと思ったんです。

なので、バイト採用されたら、すぐに次のバイトを探すんですね。

だいたい1週間ほどでシンプルにクビを言い渡されるか、

職場の人からのいやがらせでやめるように仕向けられたりだとかされて

たくさんクビになりました。

でも、すぐに違うバイトで食いつなぐというわけです。

バイトの自転車操業状態でした。

働かなければお金が得られないので死んでしまうから、

そうせざるを得なかったのです。

そうしてようやく医療に繋がったのは24歳の頃でした。

ですが、このころまだ発達障害というものが一般には知られていない頃だったので、

カルテ上は不安障害、会食恐怖症ということになっていました。

その後27歳で、元々あったパニック障害(この時点ではわかっていない)が、

ひどくなり家から出られなくなったため、病院を受診したところ、

ようやくこのころパニック障害というものが認識され始めたころだったので、

診断名に加わりました。

30歳で出産を機に産後うつで病院を受診したところ、

ようやくこのころ発達障害というものが一般に認識され始めたことで

発達障害にたどり着いたのでした。

ずっとおかしいと思っていた疑問の答えが出たような気持ちでした。

そして今に至ります。

個人的な経験談ではありますが、同じような状況に置かれている方の

何かしらのヒントになれば幸いです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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