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上京して初めて勤めた会社の話

ストレス

20年以上前の話です。

短大を卒業してからフリーターをしていました。

両親と折り合いが悪かったので家を出たいと思い、

ネットの求人情報をとにかく必死で探し、

世田谷区にある、とある会社にヒットしました。

場所は実家から離れていればどこでもいいと思っていたので、

とにかく手当たり次第に電話をしていて一件だけOKを貰えたのです。

しかも、住むところも家財道具も用意してくれるというので

つい飛びついてしまいました。

その会社にまずは試用期間で入ることになったのですが、

私は発達障害のため(※当時はまだわかっていません)か、

仕事が出来なかったんですね。

すると、だんだんと冷たい態度を取られるようになったのです。

そんな時、その会社の専務(社長の奥さん)がある話を持ち掛けてくるようになりました。

とある集会があるから来ない?と言ってくるようになったのです。

芸能人も来るから楽しいよ、と言うのですが、

専務は何の集会なのか濁すのです。

私は会食恐怖症があったため

会食がありそうなよくわからない集会だったためやんわりと断りました。

しかし、断ると専務の態度は豹変したのです。

「田舎の子だから純粋だと思って入社させたのに断るなんて!なんて非常識なの!」

と激怒されました。

なぜ怒られたのわからずにいると、

社員の人が数人、私の所に来て「集会断ったの?だめだよ!」と言いにきました。

そこではじめて、

入社した会社の社員が、

すべて創価学会の信者や宗教二世の人で構成されていることを知りました。

要するに、田舎者なので素直に入信するだろう、

というのと、使えなければ信者にすればいいと思っていたわけです。

「田舎者の娘だから言うことを聞くと思っていたのに断りやがって!」

という理由で激怒していたのです。

そこからはもう無視されたり、あからさまに冷たくされたり、

暴言を吐かれたり、ひどいものでした。

結局一カ月経たずクビを言い渡されました。

家財道具も没収され、大家さんからも

「早く出ていけ!」と怒鳴られ、

ガランとした部屋に残された時は

悲しさと悔しさで涙が止まりませんでした。

私は元々、無宗教・無神論者でしたが、

ひどい仕打ちをうけたことで

ますます宗教に対して良い印象を持てなくなりました。

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