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【読書録】稲垣えみ子さん著書「寂しい生活」を読んで

おススメの本紹介!



寂しい生活 魂の退社

こんにちは、ともです。

稲垣えみ子さん著書

「寂しい生活」を読みました。

この本、読み始めは笑いながら読んでたんですよ。

稲垣さんの、節電という名の家電とのみみっちい戦いを。

でも、途中から笑えなくなりました。

人間の欲というのは際限なく膨らんで

いつの間にやら欲に人間が呑み込まれてしまうということに。

快適で便利なものに囲まれて、

自由を手にしたような気になっていましたが、

実は、何かに縛られていることに、

私たちは気づいていないままなのかもしれません。

欲望をひとつひとつ手放していく中で、

真の自由が見えてくるのかも。

それは一見すると、不自由で不便で不快なことだったり、

ムダで役にたたないものだったりするかもしれないですね。

この世にムダなものなんてない、とはよく言いますが、

ムダであること、役に立たないこと、がそんなに悪い事なのか?と、

自分に問いかけてみました。

そもそもムダとか役に立たないと考えることが、

めぐりめぐって自分に返ってくるということに、

気づくか気づかないかって重要なんじゃないか?と思いました。

思いもよらず自分がそういう立場になることもあるのです。

長い人生の中では様々なことが起こりますよね。

そんな時に、この世に役に立たないものなんてない!と

胸を張って自分に言える自分でいることが大事です。

そのためにできることは、いつもは見向きもしないような、

日常の中にころがっている小さな石ころのような、

役に立たない、ムダだと思い込んでいるもの、

そういうものをひとつひとつ拾い上げては面白がるようなこと、

かもしれませんね。

そして、それこそが自分自身を救うことになるのだと思うのです。

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