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【読書録】村山太一さん著書「なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?」を読んで

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こんにちは、ともです。

レストラン ラッセ オーナーシェフ 村山太一さん著書

「なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法」を

読みました。

著者の村山さんは、イタリアの三ツ星料理店で修業をされ、

経営されているレストランも9年連続で一ツ星を獲得されている、

めっちゃすごいシェフの方なんです。

それなのに、なぜサイゼリヤでバイトすることになったのか?

気になりますよね。

それには、村山さんが「サバンナ思考」と呼んでいる危機回避術が関係しています。

サバンナ思考とは、公式で表すとこうです。

危機感×気づき×即行動

危機感を持ち、気づき、すぐ行動する。

サバンナのシマウマはボーっとしてたらライオンに食べられてしまいます。

なので、常に食われるかもしれないという危機感と、

いち早くライオンの存在に気づき、

即逃げる、ということをしなければならないんですね。

村山さんは長時間労働低賃金でスタッフを酷使した結果、

スタッフが次々辞めていく中で、危機感を持ちました。

スタッフの疲弊は生産性の低下を生むことに気づき、

それらの課題をすでに解決しているサイゼリヤに全部教えてもらおう!

と、即行動します。

サイゼリヤの基本理念は「人のため 正しく 仲良く」です。

生産性を上げるには社員が幸せであることが一番で、

幸せであれば気分よく補い合いながら働けて生産性が上がります。

生産性が上がればより幸せになります。

これを実現させているのがサイゼリヤです。

そこで学んだことを自分のお店に片っ端から導入し、働き方を改革。

仕事の生産性は爆上がりし、スタッフの労働時間も激減、

時間的・精神的にもゆとりが生まれ、皆が幸せになったうえに、

売り上げも上がるという好循環に。

コロナ騒動の時も同様で、

コロナの情報が出てからすぐにリサーチを開始し、

充分に対策をたてて、スタッフの命と幸せを守りながら、

経営を続けることを決断します。

コロナ渦で赤字の店があるなかで、

村山さんのお店はなんと黒字経営だったのです。

すごいですよね。

この本には、学ぶ際の心構えや、読書術、経営哲学が満載です。

私は今、B型作業所で働いていますが、

ときどきこれでいいのだろうかと思う時もありました。

しかし、自分の学び方にこそ、改善点がたくさんあるなと。

どこかで驕りや慢心があったり、学ぶ姿勢ができてないなど、

自分自身の見直しが必要かもしれません。

私は子供の頃から我の強いところがあり、

納得いかないところは自分流に勝手にアレンジしてしまったりすることもありました。

しかし、この本では、まずは素直に取り入れて歯車になってみようと言います。

正直、耳が痛いというか、ハッとさせられました。

教えて頂くということ、技術を吸収するというのは、

そういう姿勢が必要なんですね。

そして、基本の型(マニュアル)をしっかりやることが大事です。

もちろん、大事なのはそれだけではないのですが、

今、目の前にあることを真剣にやる、

ということを忘れないようにしたいです。


なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法

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