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世界観の崩壊した先には

うつ

こんにちは、ともです。

自分の中にあった世界観が崩壊しつつあることに混乱しています。

というのも、私は妄想による自分の中だけの世界観で今まで生きてきたんですね。

「この世界の住人はとても意地悪で悪意に満ちているもの」と思っていたんです。

おそらく発達障害があったためと、

ストレスの多い環境で育ったことが要因かと思いますが、

(もしくは、元々ストレスに弱かったからかもしれません)

家族すら信じられない状態でした。

なので、私の中で家族とは、

自分を虐待していた非人道的な人間というイメージなのです。

しかし、最近になり、妄想だったことに気づいてからというもの、

自分が作ってきた妄想の世界観が崩壊しつつあるのです。

しかし、それでも頭の中では親が非人道的なはずだ、

そうでなければ今までの人生がなんだったのかわからなくなってしまう、

と、自分の妄想の世界観を守ろうとする自分と、そうじゃない自分が、

せめぎあっていて混乱しています。

自分は被害者であってしかるべきで、

そうでなければ40年が無駄ということになってしまうのです。

しかし、それ自体が妄想だとすると、

加害者だったものがそうではなくなり、被害者という概念もなくなります。

相手を加害者だと思うから成り立っていた世界だったので、

自分が苦しい思いをしているのは被害を受けているからだと、

そう思っていたから今の今まで踏ん張っていたのだと思います。

しかし、自分が苦しい思いをしていたのは、実は、

自分の発達障害という特性によるものだったり、

自分の能力には限界があったということや、ストレスだとか、

つまり、自分によるものなんですよね。

要するに、絶対的な加害者がいたからではないのです。

というか、この理論で行くと、

加害者・被害者という構図がなくなってしまうのです。

そんなはずない、と、そうだったのか、で

頭の中がぐちゃぐちゃになってます。

長年に渡って信じていた世界観が崩れていくというのは、

とてもしんどいです。

そもそも崩壊した場合どうなるのか?

あまりにも長い年月ずっと共にあったものなので、

世界観が無い世界を想像できないのです。

何も変わらないのか、変わるのか。

でも、苦しみは変わらずあり続けるだろうし、

悩んできた日々も取り戻せないのです。

ある意味で、この世界観は、

自分の苦しみや悩みから逃れようとしたから生まれたんだと思うんですね。

けれど、結果的にその妄想自体が苦しみや悩みを生んでいたとも言えます。

妄想って本当に苦しいんですよ。

おそらく普通の人が想像する1000倍くらいは苦しいです。

24時間365日ずーっと支配され続けてるわけですからね。

想像を絶するしんどさです。

よく考えたら、こんなにしんどいなら、

普通に苦しみや悩みを受け入れた方がマシだったなと、

今は、妄想が落ち着いているので本当にそう思います。

それも落ち着いてるから言えることで、実際は、

脳が勝手にやっていることなので

自分でコントロールできないんですよね。

現実は、人間である以上は、

苦しみや悩みから逃れることはできないのだと、

抱えて生きることですね。

今はそんな感じです。

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