こんにちは、ともです。
私は5歳から最近まで(43歳)妄想がありました。
妄想であることが判明したのはここ1~2年ほどです。
それまでは自分にとって妄想の世界の方が現実でした。
今まで現実だと思っていたものが現実ではないと知り、
世界がひっくり返ったようで、いまだ心もとない気持ちです。
妄想と同時に、うつ状態も今まで続いていましたが、
だいぶ改善されてきました。
妄想やうつが良くなることは良い事です。
しかし、良くなった先にあったものは、
月日が経った自分でした。
今までの人生のほぼすべてを妄想とうつに費やしてしまったんですね。
しかもそのあとには何も残らないどころか、
歳を取った自分だけが残されているという、
その現実に愕然とする時があります。
むなしいですよね。
何の得もない戦いを43年やって、
ようやく終わったと思ったらただ歳を取っているだけという。
なんだったんだ?みたいな。
褒められることも称えられることもないし、
むしろやっとここが普通の人のスタート地点ですからね。
報われない気持ちです。
精神疾患って良くなってもそんなもんなんですよね。
ただスタート地点に戻るだけなんですよ。
場合によってはマイナスからのスタートです。
それでも良い状態になったことは良いことだと思うんです。
せめて悪いよりは良い方がいいですからね。
何が言いたいか自分でもわかりませんが、
精神疾患は、人から見ればスタート地点かもしれませんが、
ものすごい大変な戦いの末にその場に立っているんですよね。
こうして書いていると、人生を悲観してると思われそうですが、
そういうことでもないんですよね。
結局のところ、それでもやってくしかないので、
またゼロから(もしくはマイナスから)スタートです。
またゼロからか…というガッカリ感はありますけどね…^^;
最近は、週に2日午前中のみで通いのB型作業所に行ってます。
まだ通い始めて数回ですが、出来ることが増えると嬉しいものですね。
対人恐怖症があるので、人とのコミュニケーションは最低限ですが、
まずは外に出て他人と関わることからスタートです。
小さなステップアップですね。
私が通うB型作業所は、古本をネットで売るという業務内容なのですが、
先日、BL系の本を扱わせてもらいました。
好きなジャンルなのでテンション上がりました(笑)
そんなわけで、こうして小さな日常を積み重ねているわけです。
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